ヲサーンがコスしてカラオケとかw

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 ヲサーンがコスしてカラオケとかw

コスプレしてカラオケで歌っているヲサーンです。

中国からのハンドキャリーの思い出

仕事全般

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ハンドキャリーは楽しくない

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レッツ、ハンドキャリー!
おさっぴろでぇす。


本日は思い出話だ。

タイトルの「ハンドキャリー」とは、従来の出荷に間に合わず、海外から製品を手で運んでくる事を言う。

ワタクシは中国でモノ作りをしていたので、現地で製造したものが期日に間に合わなくて、自身の手で運んだ事があった。

このように書いてしまうと簡単だが、実際には時間との戦いで神経をすり減らしたという話だ。


ハンドキャリーは日常茶飯事

現地で働いていると、ハンドキャリーの話は毎日のように耳にした。
また、空港のカウンターでどこかの会社の人が土下座しているのを見た事がある。


「お願いしますッ!この製品をこの便に載せないと、会社が倒れますっっ!!」


なんとも悲しいお願いだったが、既にカウンターは閉まっている。
こうなると例外は無く、無情にもその人はトボトボと帰っていく。


周囲の人は哀れみの目で見ていたが、明日は我が身だと思っていたので、気が気ではなかったのを覚えている。


唐突にその時は来た

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初めてのハンドキャリーの話を書く。

とある縫製品の製作をした時のことだ。何故かその案件はトラブル続きだった。工場が納期を守らない。品質が悪くて実数割れする。印刷物が間に合わない。

そんな状況だったので、どんどん日数が無くなり、最後の最後にツケが回ってきた。


その日は土曜日。納期は明日の日曜だ。その日中に関西のとある店に納品しなければならない。しかも納品先は数十か所あった。

もっとも輸送自体は数時間で完了する。但しチャンス、つまり納期に間に合う航空便はあと2回しかない。本日夕方の便と、翌日朝の便だ。


このような状態で、最終工程の梱包作業が始まった。

まずは午後の航空便に載せなければならない。このタイミングのハンドキャリー要員をワタクシが受け持つ事となった。

ここでこぼれた分は、同行した仲間が最終便で運ぶ。
しかし最初のタイミングで、出来るだけ多くを載せる事が、このミッションでは重要だったのだ。


数が上がらない・・・

朝から皆で梱包を進めていく。しかし思うように数があがらない。

今回の製造数は70センチ角のカートンで10箱分の物量だった。そしてワタクシが運ばねばならない最低数は6箱だった。

しかし午前中で、3箱しか完成しなかった。

朝の8時から作業しているので4時間で3箱である。空港には15時には出なければ間に合わない。あと3時間で3箱・・・。


無理ゲーじゃんっっ!!


そう思った。既に開始時点から割と詰んでいた。

そこで出来るだけ作業を巻いて、ワタクシは15時に、その後30分後にもう一人が追いかけるという形になった。

ワタクシはハンドキャリーをするだけでなく、後から来る人員を待つ役割が追加されたのだ。

この時ふと、冒頭の土下座する人の映像がワタクシの脳裏をよぎった・・・。
ワタクシも土下座しないとならないのかも!?


空港へ向けて出発

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あっという間に15時になった。

予定よりはペースが上がっていたが、それでも梱包まで完了したのは5箱だった。あと1箱残っていたが、ワタクシはそれを手早く積み込んで車に飛び乗った。


空港を目指す中、いやな考えしか頭に浮かばなかった。
たかがカートン5箱だが、何しろ70センチ角だ。全部タテ積みすれば、ワタクシ2名分くらいの高さになってしまう。

荷物を便に手渡すまでは、同乗者が手伝う手筈になっていた。
しかしワタクシにとって、ハンドキャリーは初めての経験だった。空港での立ち回りや、日本に帰ってからの対応など、考えるだけで吐きそうになったのだ。


空港へ着く

空港にはやや早く着いた。

まず台車を借りる。そして同乗者と一緒にカートンを運ぶ。1箱が大きいので2箱と3箱で2台に分けた。

カウンターの前に来た。ここで別料金が発生する。しかし手続きをしてしまうと、最後の1カートンが間に合わなくなってしまう。我々は待たねばならなかった。


土曜の午後便は空いていて、カウンターもガラガラだった。職員からもじろじろ見られ、イヤーな汗が流れてきた。10分・・・20分・・・時間は無常に過ぎる。

同乗者はケータイで連絡を取り続けていた。
唐突に彼は言った「間に合うとは思いますが、もう時間がありません。手続きをしましょう」と。


手続き開始

そろそろとカートンをカウンターに載せる。

いつも短気なワタクシが、老人のようにゆーっくりと載せる。しかし職員が隣に来て、一瞬でカートンをカウンターに載せてしまった。
彼はモニターを見ながら、ちゃっちゃと計算をする。

「これで全部ですね?」

無常な声が響く。
ワタクシはあせりまくり「ニイハオ?わたし中国語わかりませぇーん!!」と言おうかと思った。

しかしその刹那、ワタクシの名前を呼ぶ声がした。
最後の1カートンだ。ギリギリ間に合ったのだ!・・・良かった・・・どっと汗ばんだ。


6カートン全てを渡し、料金を払った。・・・しかしまだこれで終わらなかった。
ワタクシ自身の搭乗手続きがまだだったのだ。時計を見たらもうあとわずかな時間しかないッ!!


ワタクシはマッハで搭乗カウンターへ走った。
既に他の客は飛行機に乗っていた。館内にアナウンスも響いている。


ワタクシは汗まみれになりながら、必死に搭乗口へ走った(こういう時に限って、搭乗口が空港の一番端だったりするw)

ぜえぜえ喘ぎながら、飛行機に飛び乗った。乗客はまばらで、汗まみれのヲサーンが飛び乗ってきたので皆怪訝な顔をした。

ワタクシはCAさんに言った。

「すみません・・・水を下さい・・・」


かくして、飛行機は無事に飛び立った。


日本へ着く

関空には2時間半で着いた。

新幹線で出張に行くような感覚でとまどった。・・・とは言え着いた時には、周囲は真っ暗だった。


まずやるべき事は、あの5カートンをひとりで出口に運ばねばならない事だった。ここまで来た以上やるしかなかった。まず台車を借りて・・・などと手続きを反すうしていた。


ところが、入国カウンターを出たら、ご丁寧に空港の職員さんが3人がかりで運んでくれていた。

「ありがたいッ!!」と思いつつ、航空便で運ぶと職員さんにも手間をかけるんだなぁと反省した。

彼らにひたすらお礼を言い、製品を受け取った。
ゲートの外には日本側の仲間が迎えに来ていた。こうなると心強い。これから1時間ほどかけて作業場へ運んで、最終的な仕分けをするのだ。


仕分け作業開始 ~ ミッション完了

作業場へは22時頃に着いた。

既に赤帽さんが5台ほど待機していた。ワタクシと仲間はその後日付が変わるところまで作業して、赤帽さんに製品を渡した。


ミッション完了だー!!


こんな感じで初めてのハンドキャリーが終わった。
外国から日本まで運ぶ時間がとても短く感じられ、後からどっと疲れた。


シメのひとこと

ちなみに、翌朝の4カートンがトラブルで遅れた話があるのだが、ここでは端折るw
仕事を進める以上、トラブルはつきものなんだねぇ・・・。


と言う訳で今回はここまで。
皆様、良いハンドキャリーををを!